青と緑の間の色は(約17,000字/エブリスタ) ファンタジー 建築関係の勉学に励む大学生、生駒みどりは、建築物の調査を兼ねて街歩きをしていると、古い民家を再利用した書店を見つける。風変わりな店内を案内され、中二階への階段に足を踏み出す。そこで不思議な風を感じた途端、過去の記憶を追体験することになる。しかし記憶の中にいるはずの姉のみどりがいない。戸惑うあお。消えた姉を探すための、記憶の冒険を決意する。2025/05/22 Rising Star 特集でピックアップしていただきました。[…]
冷たい集合写真(monogatary/約2000字) SF 世界が終わると宣告された少年たちは、あわれむ大人たちを余所に、おもいきり学生生活を楽しいものにしようと躍起になる。monogatary主催コンテスト「どうせ世界が終わるけど」一次選考通過作品です。[…]
ライフ・ジャック・トライアル(monogatary/約5,500字) ヒューマンドラマ 「ドッペルゲンガーをつかまえたんだ」「年末ジャンボが当たったら、年始は出社しないから」 そう言い残した飯田さんは、年始に出社しなかった。何が本当で、何が嘘なのか? 飯田さんに翻弄されるのは、主人公と、読者であるあなた自身です。monogataryのオススメ作品にピックアップしていただきました![…]
箱がひらくとき(約10,000字/PIXIV) SF 少子高齢化が進行した日本では、高齢者医療にかかるコストを減らす目論見の臨床試験が行われていた。切り離した精神をVR世界に転移させ、残った肉体を処分するねらいだった。量子力学における思考実験をヒントに創作したSF短編小説。日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト2024(さなコン2024)最終選考作品。[…]
地下倉庫の独裁者(約5,300字/note) ホラー 幼い頃のトラウマからトイレットペーパーに恐怖心を抱く一人の男が、日本中のトイレットペーパーを社会的&物理的に駆逐して、心身の安寧を得ようとする。第2回カモガワ奇想短編グランプリ最終候補作。[…]
あと少しでユートピア(約4,500字/カクヨム) SF 多くの職種がAIによって奪われてしまった日本人は胡麻摺りに奔走していた。「人工知能要因就労不成就補助金制度」という法令に振り回される人々について書いたユーモアSF短編小説。(カクヨムコン9WEB短編賞 エンタメ総合部門 中間選考通過作)[…]
むしゃくしゃ(約10,000字/カクヨム) ホラー 訳あり刑事の「俺」。今日も事件を捜査する。ただし、デスクワークで。「地図が追いかけてくる」という供述が頻出する殺戮事件。複数人の調書をたどり明らかになるのは、思ってもいない真実だった。(第3回星々短編小説コンテスト一次選考通過作品を加筆修正)[…]