おじさん

ライフ・ジャック・トライアル(monogatary/約5,500字)

「ドッペルゲンガーをつかまえたんだ」「年末ジャンボが当たったら、年始は出社しないから」 そう言い残した飯田さんは、年始に出社しなかった。何が本当で、何が嘘なのか? 飯田さんに翻弄されるのは、主人公と、読者であるあなた自身です。monogataryのオススメ作品にピックアップしていただきました![…]

メッセンジャー(約28,000字/カクヨム)

この世とあの世の境目で、彷徨うことになった死者たちが、現世に残した未練を探して生前愛した者たちを見守っている。未だ生きている誰かのため、本当に伝えたい言葉を見つけたとき、たったの一声・一度きり、「声」を聞かせることが出来るという。それを成したとき、彼らは消える。死者の渾身の「声」にまつわる連作短編、全5話。[…]

むしゃくしゃ(約10,000字/カクヨム)

訳あり刑事の「俺」。今日も事件を捜査する。ただし、デスクワークで。「地図が追いかけてくる」という供述が頻出する殺戮事件。複数人の調書をたどり明らかになるのは、思ってもいない真実だった。(第3回星々短編小説コンテスト一次選考通過作品を加筆修正)[…]